治療費について

やっぱり気になる治療費について

歯科治療には、保険診療と自費診療があります。
インプラント治療は、健康保険を適用できないため、自費診療となります。そのため、「インプラント治療は高額だ」というイメージが強くあり、私なんてとても…と思われる方も多いかと思います。

では、同じ高額なものとして「ブランドのバック」は、なぜ高額なのでしょうか?

ブランドのバックは、ファッション界の流行の最先端であり、持っているだけでおしゃれな装いになれるという利点があります。
またデザインはもちろんですが、ブランド側のこだわりは「材質」にあります。
材質によってデザインの見た目も左右される。また頑丈で長持ちするという利点があります。

そしてバックを買った方は、大事に扱い、持ち歩く時は自信もプラスされて、活き活きして見えるのではないでしょうか。

インプラントでも同じことが言えます。
保険治療と違い、自費治療のため治療費がかかってしまう理由は、「材質」や「技術」そして「安全性」を重要視しているからこそ言えることであります。治療費の価値をご理解いただいた上で、治療に望んでいただければ幸いでございます。

インプラント治療費の内訳

インターネットで見るインプラントの治療費は、歯科医院によって様々です。
高額なところから格安をうたっているところまであるため、患者様にとって妥当な金額がわかりづらい面があります。

では、治療費の内容を分けると下記の通りとなります。

「@人工歯冠(上部構造)材料費」+「Aインプラント材料費」「B手術料や技術料など」

「@人工歯冠(上部構造)材料費」は、どの医院も同じです。
「Aインプラント材料費」はメーカー・材質によって異なりますが、価格は同じです。
そのため、歯科医院によって費用の差が大きく出る理由は、「B手術料や技術料」の部分となります。
当院では、「B手術料や技術料」には、安心安全な治療を提供するための設備や、セミナーや勉強会に参加して、最新の技術の習得することが含まれております。

人工歯冠とインプラント体の材料費

「@人工歯冠(上部構造)材料費」+「Aインプラント材料費」に対しては、下記のように分けることができます。

材料費の内訳

上記のようにインプラント体や治療方法によって異なります。患者様の状態やご希望に合わせた治療方法をご提案・ご説明させていただきます。

インプラントは「医療費控除」の対象

インプラントの治療費は、確定申告で「医療費控除」の申請を出すことができ、支払った金額の一部が戻ってきます。したがって、「医療費控除」によって、インプラントの治療費を下げることができます。

<医療費控除の対象となる条件>
1年間の医療費合計が10万円以上(所得が200万円未満の場合、所得金額の5%以上)の場合、確定申告で医療費控除の申請手続きをすれば治療費の一部が戻ってきます。
本人が支払った医療費のほか、家計を共にする配偶者やその他の親族が支払った医療費も合算することができます。

また通院にかかった交通費も医療費控除の対象に含められるため、通院で公共交通機関を使用する場合は、日時と金額が確認できるよう記録を取られることをお薦め致します。
確定申告でご不明な点がございましたら、担当地域の税務署へお問合せください。